手すり取付高さ  横手すり

 

横手すりの一般的な高さは、床から75cmです。

 

手すりを使う方が特定の人に限定されている場合は、その方の手首の高さを基準に取付けると理想的な高さになります。

 

使い慣れた杖などの高さを参考にしてみるのもいいかと思います。

手すり取付高さ  縦手すり

 

縦手すりは各部屋(トイレ・洗面所など)出入口や玄関先に設置します。

 

縦手すりの握る高さは床から120cm程度が標準的です。靴を履いたりと上下動が大きい玄関部分は、少し長めの縦手すりを設置すると広い範囲で身体を補助できます。

手すり取付高さ  L型手すり(トイレ)

 

トイレ内部のL型手すりの高さ(横手すり側)は、トイレの座面から22cm~25cmの高さが標準的な高さになります。

 

L型手すりの横手すり部分は、便座に座った時に身体を安定させる効果があります。また、立ち上がる時の最初の支えとして効果を発揮します。

 

トイレ内部のL型手すりの縦手すりの位置は、トイレの便器先端から20cm~30cmが標準的な位置になります。

 

L型手すりの縦手すり部分は、便座から立ち上がる時に身体を引き寄せ、無理なく立ち上がることができます。

ベースプレートを使った手すり施工

 

壁下地がない部分に手すりを設置する場合は、ベースプレート(補強板)を設置した後に、手すりを取付けます。